【陸上/中距離】800mで2分5秒を切るために必要な練習!目指せ県大会!

800m

こんにちは、陸上競技をこよなく愛する社会人ランナーmakiです!

中高社会人と陸上歴は11年ほど。1500m:3分52秒、800m:1分52秒

800mで2分5秒を切れるようになってくると中学生では全国大会出場、高校生では県大会出場が見えてくのではないでしょうか。

少ない出場枠を勝ち取るのは憧れの一つですよね!

この記事ではそんな憧れの800m2分5秒切りを可能にする方法を詳しく解説していきます!

解決できる悩み
  • 800mで2分5秒を切るための練習方法を知りたい!
  • レースのペースプランはどうすればいいの?

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2分5秒を切るためには

800mを2分5秒で走るには100mを約15.6秒で走らなくてはいけません。

そのためにはまずそのスピード感になれることが必要。

下記で紹介する練習は100m15.6秒ペースを基準に作成しました。

練習内容

主な練習
  • ジョグ
  • インターバル
  • セット走
  • ペース走
  • レペテーション

主な練習は上記の5つになります。

どれも800mの競技力を上げるために必要な練習ですので詳しく解説していきます。

ジョグ

ジョグはすべての練習の土台となるとても重要な練習

距離を意識するのではなく、時間を意識することをおすすめします。

例えばジョグで5キロ走ろうとする際に距離を意識してしまうとペースが速くなり、後半バテて止まってしまうなんてことが起きることがあります。

あらかじめ走る前に今日は何分間でペースは1キロ何秒くらいにするのか確認してから、練習に取り組んで行きましょう!

基本的にジョグはポイント練習どうしの間に入れるアクティブレストのようなものなので、1km5分くらいのペースで5〜8km程度で十分です。

ジョグの詳しい解説記事はこちら

セット走

セット走とは決められた距離を間に休みを入れつつ連続で走る練習で、主にスピード向上を目的に行われます。

距離ごとに目標のタイムを決めて走るため、設定を守れるように意識して取り組んでいきましょう。

練習内容

・(600+200)×3セット(休憩8分)


600m200m
設定タイム1分33秒30秒
ペース(400m1分2秒1分0秒

・(300m+300m+300m)×3セット(休憩10分)


300m(1本目)300m(2本目)300m(3本目)
設定タイム45秒秒44秒43秒
ペース(400m1分0秒59秒58秒

セット走の詳しい解説記事はこちら

ペース走

ペース走とは、一定のペースで一定の距離を走る練習でスタミナの向上を目的に行います

距離は5000m~6000m1km3分40秒~3分50秒を目標に取り組んでください。

レースペースよりもゆったりしたタイムでペース走を行うため、ペース走後は必ず100mを8割くらいのスピードでダッシュし、身体に刺激を入れましょう。

練習内容

ペース走(5000m〜6000m)


km/3分40秒km/3分45秒km/3分50秒
5000m18分20秒18分45秒19分10秒
6000m22分0秒22分30秒23分0秒
ペース(400m1分28秒1分30秒1分32秒

ペース走の詳しい解説記事はこちら

インターバル

インターバルトレーニングとは、レスト(休息)を挟みながら速いペースで繰り返し走るトレーニング方法です。

休憩が短く、息が完全に整っていない状態で走り出すことになるため、心肺機能や最大酸素摂取量(VO2max)の向上に繋がります。

距離が短いため速度を上げてしまいがちですが、1本1本同じタイムで走れるように心がけましょう。

練習内容

・(150m×5)×2セット(22秒〜24秒)(つなぎ150mジョグ、休憩8分)


22秒設定23秒設定24秒設定
50m7.3秒7.6秒7.9秒
100m14.6秒15.2秒15.8秒

・(200m×5)×2セット(30秒〜32秒)(つなぎ200mジョグ、休憩8分)


30秒31秒32秒
50m7.5秒7.75秒8秒
100m15秒15.5秒16秒

・1000m(2分50秒〜3分0秒)×3セット(つなぎ400mジョグ)


2分50秒2分55秒3分0秒
200m34秒35秒36秒
400m1分8秒1分10秒1分12秒

インターバルトレーニングの解説記事はこちら

レペテーション

レペーテーションとは休憩をはさみつつ、全力疾走を繰り返す練習です。

全力で走るため休憩は長くとり、1本1本集中して行うことが大切です。

レースに近い感覚で行えるため、自分がどのくらい成長しているのか確認することもできます。

練習内容

・400m×3セット(休憩15分)

目標タイム(800m)2分00秒2分5秒2分10秒
100m15秒15.6秒16.2秒
200m30秒31.2秒32.4秒
400m1分0秒1分2.5秒1分5秒

・800m×3セット(休憩15分)

目標タイム(800m)2分00秒2分5秒2分10秒
200m30秒31.2秒32.4秒
400m1分0秒1分2.5秒1分5秒

レペテーショントレーニングの解説記事はこちら

1週間の練習メニュー例

上記で紹介したトレーニングで1週間の練習メニューを作成しました。

ジョグは走りの土台となるため、週に3日と多くなっています。

また、週に1度は必ず休みの日を入れ、身体を休ませましょう

曜日練習内容
月曜日ジョグ(30分間)
火曜日セット走:300m+300m+300m×3セット       
水曜日ジョグ(30分間)
木曜日インターバル:1000m×3本 (つなぎ400mジョグ)
金曜日ジョグ(30分間)
土曜日レペテーション:800m×3セット(休憩15分)
日曜日休み

練習後のエネルギー補給

人間の筋肉は練習で負荷をうけ、その負荷によって蓄積された疲労が回復したときに強くなります。

その回復の際に必要になるのが「栄養」です。

しかし、人間の体は自ら栄養を作り出すことがきず、普段食べている食材から栄養を摂取しています。

特にアスリートは消費エネルギー(使うエネルギー)が多いため、体格や練習量によって多少は異なりますが摂るべき栄養、食事の量が多くなくてはいけません。

そんなときに活躍するのがプロテインサプリメントです。

これらを活用することによって、より効率的に回復を行うことができます。

サプリメント

食事から栄養を摂取しきれない場合、サプリで補給する方法があります。

自分に必要な栄養素を効果的に摂取することができるため、日本人エリート陸上アスリートのなんと63.9%サプリメントを利用しています。

しかし、成長期は、食事と補食からエネルギーや栄養素を必要量摂取することが大原則です

それでもサプリを使う際は下記の内容をチェックしてから使用しましょう。

  • サプリメントに含まれる成分を確認。
  • 製品パッケージや製品ホームページから安全性に関する情報を確認
  • 認証マークがついている場合には、認証マークのクオリティと有効期限を確認

おすすめのサプリメント

「カツサプ」「パフォーマンスの向上」「筋肉ダメージの軽減」「素早い回復力」を支える画期的な持久系スポーツサプリメントです。乳酸をエネルギーに変え、筋肉のダメージを軽減させる効果が期待できます。国内初事例として、国際的なアンチドーピング認定インフォームド・スポーツを取得しています。その効果と安全性は高い評価を得ており、オリンピック選手をはじめ一般の方まで幅広く愛用されています。

プロテイン

タンパク質は筋肉や骨、肌、髪など私達の体の組織を構成していると言っても過言ではないほど重要な栄養素であるにも関わらず不足しがちです。

そんなタンパク質を効率よく補給できるのがプロテインです!

トレーニングで疲労が残ってしまうのは、筋肉の損傷を治すためのタンパク質が不足していることが一つの原因とも言われています。

おすすめのプロテイン

ヨーロッパNO.1のプロテイン、サプリメント、スポーツウェアを販売するブランド。特にプロテインは国内最安値といえるほどの低価格と、60種類以上の豊富な味・フレーバーが特徴的。低価格でなおかつ高品質な商品。マイプロテインの食品安全レベルは、英国小売協会からAAランクとして認められています。法律における必要事項やGMP(製造管理および品質管理に関する基準)よりも厳しい基準をクリアしています。

レースペースの配分

800mではレースペースを考えることが非常に重要です。

スタートから強気に走って後半急激にスピードが落ちてしまったり、逆に前半抑えて後半うまく力を出しきれなかったなんてことはよくある話です。

ここではどのようなレースペースの配分が最も速く走れるのか解説していきます。

結論:速く走るには前半型

上記にあるとおり800mを速く走るには前半型だと考えています。

プロのレースを見ると120m~200mのときに最大スピードが出ており、ゴールにかけて徐々にスピードが落ちていきます。

一概にこれが正しいとは言い切れませんが世界のトップの走りを見ても前半型が多いのは事実です。

2分5秒を切るレースプランとしては前半400m59秒、後半400m1分5秒

まずはこれくらいのレースペースの配分で走れることを目標にしましょう。

2分5秒切りにおすすめのスパイク

価格15800円ソール 2mm
質量129g(26cm)ピン 取替式(5mm)
種類オールウェザー専用種目400m〜1500m

コスモレーサーMD2

アウターソールは高反発のフルプレートを採用。コスモレーサーLD2と同様、中足部は剛性を保ちながら前足部は屈曲しやすい。スピードと持久力が必要な中距離を戦うために高い推進力を与えてくれるシューズ。

最後に

今回はわたしが2分5秒を切った際に取り組んできた練習メニュー、レースプランの考え方を紹介してきました。ぜひ皆さんのお役に立てれば嬉しいです!

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