【陸上/長距離】10000mで36分0秒を切るための練習メニューを大公開!

10000m

大学生になると新たに長距離種目として10000mが追加されます。

基本的に10000mは、他の長距離種目である5000mの練習内容と同じになりますが、

距離も2倍に伸びていることから圧倒的に体力が必要になってきます。

そこでこの記事では36分0秒を切りを目標として、10000mに特化した練習内容を紹介していくので

是非練習に取り組んでみてください!

解決できる悩み
  • 10000mではどんな練習をするのか知りたい!
  • 36分0秒を切りたい!
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10000mの平均タイム

 男性女性
平均タイム1時間2分8秒(62分8秒)1時間11分39秒(71分39秒)
男性平均タイム

男性の平均タイムは1時間2分8秒(62分8秒)です。目標とするタイムの36分0秒は平均より26分8秒速いことになります。

女性の平均タイム

女子の平均タイムは1時間11分39秒(71分39秒)です。目標とするタイムの36分0秒は平均より35分39秒速いことになります。

練習メニュー

ジョグ

ジョグはすべての練習の土台となるとても重要な練習になります。

特に陸上競技を始めたばかりの選手は、速く走るための筋力が備わっていないため、脚づくりを目的に取り組んでいきましょう。

距離を意識するのではなく、時間を意識することをおすすめします。

例えばジョグで5キロ走ろうとする際に距離を意識してしまうとペースが速くり、後半バテて止まってしまう、なんてことが起きることがあります。

このことからあらかじめ走る前に今日は何分間でペースは1キロ何秒くらいにするのか確認してから練習に取り組んでください。

タイムとペースは60分間で1km/5分程度、なれてきたら更に時間を伸ばしたり、ペースを上げていきましょう。

ジョグの詳しい解説記事はこちら

LSD

LSDとはLong Slow Distance(ロング・スロー・ディスタンス)の略で、長い距離をゆっくり走るトレーニングになります。

主に全身の持久力を高める目的で行われるトレーニングです。

距離を踏む練習になるので、一定のペースで余裕を持って行いましょう!

練習内容

・LSD(25km〜30km)


4分25秒/km4分30秒/km4分35秒/km
ペース(400m)1分46秒1分48秒1分50秒

セット走の詳しい解説記事はこちら

ペース走

ペース走とは、一定のペースで一定の距離を走る練習でスタミナの向上を目的に行います

距離は10000m~15000mで1km4分0秒~4分10秒を目標に取り組んでください。

レースペースよりもややゆったりしたタイムでペース走を行うため、ペース走後は必ず100mを8割くらいのスピードでダッシュし、身体に刺激を入れましょう。

練習内容

ペース走(10000m〜15000m)


km/4分0秒km/4分5秒km/4分10秒
ペース(400m1分36秒1分38秒1分40秒

ペース走の詳しい解説記事はこちら

インターバル走

インターバルトレーニングとは、レスト(休息)を挟みながら速いペースで繰り返し走るトレーニング方法です。

休憩が短く、息が完全に整っていない状態で走り出すことになるため、心肺機能や最大酸素摂取量(VO2max)の向上に繋がります。

距離が短いため速度を上げてしまいがちですが、1本1本同じタイムで走れるように心がけましょう。

練習内容

・400m(80秒~78秒)×15本(つなぎ200mジョグ)


78秒設定79秒設定80秒設定
10019.5秒19.75秒20秒
200m39秒39.5秒40秒

・800m(2分40秒~2分50秒)×10本(つなぎ200mジョグ)


2分40秒設定2分45秒設定2分50秒設定
100m20秒20.5秒21.2秒
400m1分20秒1分22秒1分25秒

・1000m(3分20〜3分30秒)×5本(つなぎ400mジョグ)


3分20秒設定3分25秒設定3分30秒設定
100m20秒20.5秒21秒
4001分20秒1分22秒1分24秒

インターバルトレーニングの詳しい解説記事はこちら

レペテーション

レペーテーションとは休憩をはさみつつ、全力疾走を繰り返す練習です。

全力で走るため休憩は長くとり、1本1本集中して行うことが大切です。

レースに近い感覚で行えるため、自分がどのくらい成長しているのか確認することもできます。

練習内容

・5000m(全力1本)

目標タイム16分45秒17分0秒17分15秒
400m1分20秒1分21秒1分22秒
1000m3分21秒3分24秒3分27秒

・10000m(全力1本)

目標タイム35分45秒36分0秒36分15秒
400m1分25秒1分26秒1分27秒
1000m3分34秒3分36秒3分37秒

レペテーショントレーニングの詳しい解説記事はこちら

1週間の練習メニュー例

上記で紹介したトレーニングで1週間の練習メニューを作成しました。

ジョグは走りの土台となるため、週に3日と多くなっています。

また、週に1度は必ず休みの日を入れ、身体を休ませましょう。

曜日練習内容
月曜日ジョグ(60分間)
火曜日ペース走(10000m〜15000m)      
水曜日ジョグ(60分間)
木曜日インターバル走:800m×10本(つなぎ200mジョグ)
金曜日ジョグ(60分間)
土曜日レペテーション:10000m
日曜日休み

練習後のエネルギー補給

人間の筋肉は練習で負荷をうけ、その負荷によって蓄積された疲労が回復したときに強くなります。

その回復の際に必要になるのが「栄養」です。

しかし、人間の体は自ら栄養を作り出すことがきず、普段食べている食材から栄養を摂取しています。

特にアスリートは消費エネルギー(使うエネルギー)が多いため、体格や練習量によって多少は異なりますが摂るべき栄養、食事の量が多くなくてはいけません。

そんなときに活躍するのがプロテインサプリメントです。

これらを活用することによって、より効率的に回復を行うことができます。

サプリメント

食事から栄養を摂取しきれない場合、サプリで補給する方法があります。

自分に必要な栄養素を効果的に摂取することができるため、日本人エリート陸上アスリートのなんと63.9%サプリメントを利用しています。

しかし、成長期は、食事と補食からエネルギーや栄養素を必要量摂取することが大原則です

それでもサプリを使う際は下記の内容をチェックしてから使用しましょう。

  • サプリメントに含まれる成分を確認。
  • 製品パッケージや製品ホームページから安全性に関する情報を確認
  • 認証マークがついている場合には、認証マークのクオリティと有効期限を確認

おすすめのサプリメント

「カツサプ」「パフォーマンスの向上」「筋肉ダメージの軽減」「素早い回復力」を支える画期的な持久系スポーツサプリメントです。乳酸をエネルギーに変え、筋肉のダメージを軽減させる効果が期待できます。国内初事例として、国際的なアンチドーピング認定インフォームド・スポーツを取得しています。その効果と安全性は高い評価を得ており、オリンピック選手をはじめ一般の方まで幅広く愛用されています。

プロテイン

タンパク質は筋肉や骨、肌、髪など私達の体の組織を構成していると言っても過言ではないほど重要な栄養素であるにも関わらず不足しがちです。

そんなタンパク質を効率よく補給できるのがプロテインです!

トレーニングで疲労が残ってしまうのは、筋肉の損傷を治すためのタンパク質が不足していることが一つの原因とも言われています。

おすすめのプロテイン

ヨーロッパNO.1のプロテイン、サプリメント、スポーツウェアを販売するブランド。特にプロテインは国内最安値といえるほどの低価格と、60種類以上の豊富な味・フレーバーが特徴的。低価格でなおかつ高品質な商品。マイプロテインの食品安全レベルは、英国小売協会からAAランクとして認められています。法律における必要事項やGMP(製造管理および品質管理に関する基準)よりも厳しい基準をクリアしています。

36分0秒を切るためのレースペース

10000mは一定のペースを意識することが非常に大切です。

序盤で自分のペースを崩してしまうと後半までズルズルとタイムを落としてしまい、自分の望んだタイムを出すことが難しくなってしまいます。

走る前に必ず自分の目標とするタイムのペースを確認しておきましょう!

目標タイム35分45秒36分0秒36分15秒
400m1分25秒1分26秒1分27秒
1000m3分34秒3分36秒3分37秒

10000mにおすすめのスパイク

価格15800円ソール2mm
質量103g(26.5cm)ピン固定(5mm)
種類オールウェザー専用種目1500m〜10000m

コスモレーサーLD2

動きやすさと軽量性を追求した中長距離専用スパイク。足にやさしいフィット性と軽量性が長距離トラックシーンでも動きを妨げにくくスムーズな動きに対応。ソールプレートが適度な屈曲と推進力を与える。


価格18300円ソール 2cm
質量145g(27cm)ピン固定式(2.5mm)
種類オールウェザー専用種目800m〜10000m

クロノディスト7

反発性がしっかり感じられる設計を売りにしており、耐久性は低いものの非常に軽量で扱いやすいため初心者〜上級者まで幅広く愛されているシューズ。


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