競技者にとって故障は最大の敵です。
筆者も肉離れ、シンスプリント、足底筋膜炎など様々な怪我を経験してきました。
仲間たちにおいていかれそうで不安になり、無理に練習してまた痛めることの繰り返し。
「少しでも痛みを和らげて練習に参加したい。」
そんなときに助けられたのがテーピングでした。
中高社会人と陸上歴は11年ほど。1500m:3分52秒、800m:1分52秒
こんにちは、陸上競技をこよなく愛する社会人ランナーmakiです!
今回故障時に活躍するテーピングの使用方法や注意点を紹介していきます。
テーピングのメリット
- 関節や筋肉の動きを制限して痛みをやわらげる(部分固定)
- 筋肉の動きをサポートして動きやすくする(部分サポート)
痛めた部位が伸びすぎて再度筋肉を痛めないように軽く圧迫しながら動きを制限したり、痛みはないけれど不安が残る際、皮膚に直接貼って伸張性をサポートするなどの対応ができます。
ある程度専門知識のある人が巻いた方が好ましく、単純なものであれば選手自身でもテーピングの練習した上で使うことができるという点や自分の身体にフィットしやすいところがメリットです。
使用目的
ケガの予防
走る際に酷使する部位はケガをしやすい傾向にあります。
予想される部位をあらかじめテーピングで補強することで、ケガを予防することができる
ケガの再発防止
一度ケガをするとクセになり故障しやすくなります。
テーピングによって患部への負担を軽減し、ケガの再発を防ぎます。
応急処置
ケガの直後、すみやかにテーピングすることで患部を圧迫・固定し悪化を防いだり痛みを緩和します。
テーピングが有効であるかどうかの判断が重要なので、医師や専門家のアドバイスを受けてください。
使用するうえでの注意点
皮膚に直接貼る場合、水ぶくれやかぶれ、湿疹などが出てしまうことがあるため注意しましょう。
テーピングは巻いたからといってずっと効果が続くわけではないのでお風呂に入る前、練習後など適度に外すようにしましょう。
また適切にテーピングを行えていない場合、逆に痛めてしまうことがあります。
下記の確認事項に当てはまっていないかよく確認しましょう。
- 循環障害・・・血管の位置は?過度な圧迫はないか?
- 神経障害・・・神経の位置は?過度な圧迫はないか?
- 筋肉/腱の障害・・・過度なテンション、圧迫はないか?
- 過度な運動制限・・・パフォーマンスは低下しないか?
- 皮膚のトラブル・・・水ぶくれ、肌荒れ、かぶれ、湿疹などはないか?
部位別テーピング方法
足首
膝
太もも
足裏
おすすめのテーピングはこちら
最後に
故障したからと言って落ち込んでばかりではいけません!
今時分にできることはないか、よく考え競技力を上げていきましょう!
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